トイレの水まわりのトラブルは厄介なものです。毎日使用するトイレですから、急なトラブルという時は対処の困りますよね。
●レバーを回しても水が流れない
●チョロチョロと水が止まらないで便器に流れている
●シューシューと水の音がタンクの中から聞こえて水が止まらない
こんな時は、一度タンクの中をのぞいて見てください。
意外に簡単に原因が判明するものです。
一般的なトイレのタンクはロータンクと呼ばれているものが多く下の図のような仕組みになっています。
図のように手洗いの管が付いているものと手洗い管が無い場合があります。
タンクの蓋を上げると手洗い管につながっているパイプがありますので、パイプを固定している樹脂ねじを左に何回か回すとパイプが外れます。
蓋はかなり重いので慎重に裏返してくださいね。陶器でできてますので、落としてしまって欠けたりする場合もありますので。
パイプが外れたら蓋は安全な場所に置いておくようにしてください。
中を覗くとイラストと同じようにこんな仕組みになってます。
タンクの右に付いているレバーを回すと鎖が引っ張られて、底にあるゴムフロート(栓の役目)が上に上がり一気に水が便器に流れます。それと同時に、浮き球が水位が下がることで下に行きます。
浮き球が下がることでボールタップから水が出て、ゴムフロートは元に戻っていますのでタンクに栓をして、徐々に水がタンクに貯まっていきます。
この一連の動きがあっと言う間に起きますので、初めてタンクの中を覗いた時はついつい何度もやってみたくなるものです。
このタンクを開発した人は凄いですよね。
タンクに水が貯まっていれば、ゴムフロートと繋がっている鎖が切れている場合がほとんどです。
または、鎖が何かに絡んでいる場合もあります。
稀ではありますが、ゴムフロートの付け根の部分が切れている時もありました。
タンクに水が貯まっていないときは止水栓が締まっている時がほとんどです。プラスドライバーで左にゆっくり回してください。
ゴムフロートと排水弁の間に何かが詰まっている時が多いです。ごみが詰まったりして栓がちゃんとできてないときです。
鎖が絡まっている時もあります。
水の音はボールタップから出てくる水の音です。浮き球が何かに引っかかっている場合があります。例えば、写真にあるようにペットボトルです。水の節約をしようとタンクの中に入れているものが邪魔してる場合ですね。
また、浮き球に水が入って重くなり浮いてない時もありました。
ボールタップ本体の故障もあります。
●タンクの中で起きている水まわりのトラブルは意外と簡単に原因が判明しますので、器用な方は自分でも修理できます。
自分で修理する時の注意点は、タンクを無理に動かしたり、気づかないで体重をタンクにかけないことです。
タンクと便器の繋ぎ目や給水管との繋ぎ目が痛んでしまい、別な所で水漏れを引き起こす場合がありますので、注意してください。
ちょっと自分で修理は無理かな・・・と思われたら遠慮なくお電話ください。
フリーダイアル ハッピーにっこり ハッピーごーご です 。