キッチンをリフォームする時、既存のレンジフードを覗くとほとんどプロペラファンが多いですね。
古い住宅になるとガスコンロの上方にひも付きスイッチのプロペラファンがむき出しで付いている場合もあります。
最近のファンはプロペラファンに代わってシロッコファンが主流になってます。
シロッコファンとは筒状に小さな羽根がたくさんついていて、ダクトによって戸外に煙などを吐き出します。
飛行機のジェットエンジンみたいな形をしてます。
羽根がたくさんありますので、プロペラファンより排気性能は高くなります。
プロペラファンは直接戸外に羽が面していますので外からの空気の力(風)の影響を受けます。風の当たりが強い日などは排出能力が落ちますね。そのために、大きなカバーを取り付けて風の影響を受けないようにしています。
それに比べ、シロッコファンは150㍉の直径のアルミダクトで戸外に排出していきますので、外からの風の影響は受けにくい構造になってます。
新型のレンジフードになると整流版が付いている商品が多くなってます。お掃除のしやすさと煙などの排出能力がさらによくなってます。
シロッコファンは羽根が小さく空気の通る道が細いのでそこに油汚れが付着すると能力がいきなり落ちてきますので、年末の大掃除の時にシロッコファンを取り外して、羽根の部分をしっかりお掃除することをお勧めします。
ついつい、前面にある金属の網目のフィルターだけをお掃除するだけにとどまってしまいますので・・・・。