こんにちは!!(^^)//・・リフォームドクターの笠井です。
9月は台風の季節・・・と以前は言っていたのですが・・気象条件も変わってきて5月に台風が来たりする年もあり・・ここ数年では9月が台風の時期とは言い切れなくなりましたね・・・
風の強い雨になると屋根や外壁のちょっとした隙間から雨が侵入してきて、知らない間に雨漏りが進行してしまうケースが結構あります。
特に内装がクロスの時は発見が遅れる場合があります。
雨水がクロスまで到達しないで柱や梁などに吸い込まれてしまい、せいぜい石膏ボードまで水が滲みこむ程度だと、クロスの表面まで雨水が行かないので、発見が遅れてしまいます。
天井や壁のクロスの一部が変色したり、浮いて来たりしているのを見つけたら要注意です。最悪の場合は柱や梁や部材が腐食している時があります。
ちょっとした異変でも見つけたら雨漏りを点検してみてください。
雨漏りで結構多いのがバルコニーからの漏水です。FRP防水が切れていたり、ドレンの周辺から亀裂が入ったりしてる場合が見受けられます。
新築時のFRP防水も永遠に続く訳ではありませんので、15年を経過したら、専門家に点検してもらうのが良いでしょう。
今日の工事はFRP防水の劣化とドレン周辺の亀裂による雨漏りの補修工事です。
ドレンと底板との密着度が悪くなり隙間が生じて漏水していました、また、FRPの立ち上がり部分が劣化してサッシの下端から雨水が侵入して柱や斜材等の部材に水が滲みこんでいました。
運よく湿った材木にシロアリの侵入が無かったので、補強工事と壁の内部を乾燥させることで一命を取り留めることができました。
バルコニーは全面にコンパネを上貼してFRP防水をやり直す作業に入ります。
これからまだまだ台風がやってきますので、特に東風の時は雨漏りにご注意ください。
明日からはFRP防水工事になります。
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