こんにちは(^^) リフォームドクターの笠井です
何故、フレッシュハウス宮崎は安いのか????
お客様に良く聞かれます。
理由は簡単です。大手商社3社~4社と現金取引をしてるからです。
商社によっては、得意なメーカーがありますので、TOTO・INAX・パナソニック・タカラ・クリナップ・・・・・・と商品によって各商社と金額の交渉をしています。
お客様のご希望の商品はそれぞれですので、一つ一つの商品を商社と金額交渉の商談をします。
そのなかで、一番安く提示してくれるところと取引します。
そして、お客様に提供していきます。
だから、安く提供できるのです。同じ商品なら安く仕入れて安く提供したほうがいいに決まってます。
個別の金額はここでは発表できませんが、とにかく、宮崎では一番安く提供している店に挑戦しています。
ところが、工務店さんや他の建築店と競合になりますと悲劇が起きます。
それは、工務店さんや建築店は工事代金を安くするからです。
工事代金は人や品質に関わるところです。それをコストカットしてきます。
職人さんの給料をカットするんです。仕事を取るためには人件費をカットしてしまいます。これが悲劇の始まりです。
それじゃ、いい仕事はできないよな~と思います。
安かろう悪かろうです。
人件費をカットした現場は、士気が下がります。やる気なしで工事にあたりますので、雑になったり、手抜きになります。
お客様は、建築については素人ですから、見てても分かりません。
あとになって、他の人から言われて、え~となります。
見えない材料も質を落とします。15㍉のコンパネを12㍉にしたり、5.5㍉のベニアを4㍉にします。
人件費カットの限界点は絶対超えてはいけません。企業の利益を少なくするなら話は分かりますが、職人さんに支払う人件費は絶対にカットしてはいけないと常々肝に銘じています。
新築の現場も同じです。
昔・・・工賃が安い新築現場で大工が「逆さ柱」をしたと聞いたことがあります。「逆さ柱」とは・・柱には建てるにあたって上下があるところを逆にして立てることです。
逆さ柱をすると、その家は繁栄しなくなると言われていました。
だから、しっかり上下を確かめて大工は建てていたのです。
お客様の繁栄を祈りながら、柱の上下を確認しながら建てるのが大工の仕事です。
ところが、あまりにも工賃が安いと、いたずらをしたくなるんですね・・・。
今はそんなことは無いと思いますが、私が建築業界に入った頃に聞いた話です。(^^)
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