風が強一日でしたね・・(^^)この風でも桜の花びらは頑張ってました。
今日は住宅耐震補強についてお話います。
現在の住宅は震度6以上の地震に耐えられるように基本的には設計されていますが、昭和の時代に建築された住宅は残念ながら、震度6に耐えうる構造になってないケースが少なくありません。
屋根が重かったり、壁が少なかったり、窓が広くとってあったりしてバランスが悪い場合があります。
例えば、南側のほうは少しでも明るさを取りたいとの設計で一面窓ばかりの家が結構あります。柱しか立っていなくて壁は全くない場合です。
住宅の設計をする場合、XYの軸に壁の量がバランスよく配置されていることが重要になります。北側と西側に壁があって、南と東には窓がたくさんあるという家は壁の配置が悪い住宅となります。
また、壁があっても、安心はできません。筋違と言って斜めに木材を入れるのですが、それが入ってない場合もあります。外から見ても分かりません。設計図があれば記入されてますので分かるのですが。
筋違も金物で土台や柱としっかり繋がっていれば安心ですが、釘だけで止めてある場合は不安が残ります。
最近は筋違は使用せずに耐震パネルで壁を作る建築会社が増えてます。
また、床も剛性の強いパネルを張る場合が増えてます。
そうでない住宅は、大きな地震が来た時に倒壊する危険性がありますので
耐震金具等を利用して基礎・土台・柱・梁をしっかりと繋げなければなりません。剛性の強い耐震管具で家を守ることが必要です。
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