キッチン・・・台所とも言いますね、もっと昔は、「かまど」と言ってました。お弁当屋さんの名前にもなってますが・・
「かまど」には火の神様がいます。「荒神」こうじんさんと言ったりします。
「三宝荒神像」の姿を見ると、顔が三つ、手が六本ある像ですのでちょっとびっくりするような形ですでね。
台所は火を使って料理をするところですので、間違って火事でも起こすと大変なので、荒神さんがあちこちを見張る為に顔が三つあるのかもしれませんね。
風水では「どの場所も綺麗に清潔にしましょう」って本に書いてありますので、台所も例外ではありません。
特に火を使いますので、油汚れには気をつけたいものです。
古い住宅はコンロの前はタイル張りがほとんどです。どんなに毎日お掃除をしてもタイルとタイルの間の目地の部分は汚れて黒くなっていきます。タイル部分はお掃除がしにくいと皆さん口を揃えてお話しされます。
リフォーム後はタイルに代わってキッチンパネルになりますので、お掃除は楽になりますね。
クロスは明るめの単調な柄で汚れ防止の付いている機能性クロスがおススメです。
キッチンには火と水がありますので喧嘩しないように、観葉植物を間に置くといいと書いてあります。植木鉢は燃えない素材で。
また、財産が逃げていかないように窓にはカフェカーテンをしましょう。雰囲気も変わってお洒落になりますよね。
台所が暗くて困っている・・というご相談を受ける時があります、マンションは窓が無いキッチンは結構あるのですが、一戸建ての住宅でも窓が無いキッチンが稀にあります。設計の都合上そうなったのかもしれませんが・・。
マンションの場合は躯体を変えることはできませんので、照明で明るくします、例えば、暗いなと感じる場所にスポットライトを活用したり、間接照明でほんのり明かりを入れることもできます。
戸建ての場合は、外壁を開口して新しく窓を作ることもできますし、勝手口を作って明かりと風を取り込むこともできます。
足元に敷く「キッチンマット」は、ごく自然に皆さん置いていますが、風水的にはかなりいいとのことです。
天然素材のマットを敷くことで、火や水の気を和らげてくれるそうです。明日からでもできそうなことですね。
キッチン本体の扉の色は、やはり暖色系か木質系がおススメです。
寒色系は寒い感じがしますから、明るい色がいいですね。
ご年配の方がキッチンの扉の色をオレンジ色を選ばれた時は最初はビックリしましたが、お元気で若々しい方だったので、納得でした。
キッチンは食事を作るとこですので健康になるためには明るくて清潔なキッチンがいいですね。